(2003年5月7日午後2時40分撮影)
長若山荘キャンプ場で撮影、左下が天の北極方向
ニコン10センチアポ屈折、12.5ミリアイピース拡大法、D1H
七日午後、太陽の手前を水星が横切る、水星の日面通過と呼ばれる珍しい現象が見られました。
埼玉県小鹿野町で、雲の切れ間から、フィルターで減光した口径十センチ屈折望遠鏡を太陽に向けると、ふちの近くに、小さなほくろのような水星の影を確認することができました。(写真)
国立天文台広報普及室によると、水星の日面通過は九九年十一月以来三年半ぶりで、次回見られるのは〇六年十一月九日。また来年六月八日には、もう一つの惑星、金星の日面通過が百三十年ぶりに見られます。
(林)